過去5年間の闇金の相談件数と検挙件数
闇金融業者から融資を受けてなんらかのトラブルや被害にあった人が、全国の消費生活センターへ相談した件数はこの5年間を比較すると年々減少傾向にあります。
警察の継続的な取り締まりを始めとするヤミ金融対策が功を奏し、被害の拡大を抑えているといえるのではないでしょうか。
全国の消費生活センターへ寄せられた相談件数
- 平成20年・・・約3000件
- 平成21年・・・約1700件
- 平成22年・・・約1300件
- 平成23年・・・約1000件
- 平成24年・・・約 700件
過去5年間の闇金検挙事件数と検挙人数
- 平成20年・・・検挙事件数:437件 検挙人数:860人
- 平成21年・・・検挙事件数:442件 検挙人数:815人
- 平成22年・・・検挙事件数:393件 検挙人数:755人
- 平成23年・・・検挙事件数:366件 検挙人数:666人
- 平成24年・・・検挙事件数:325件 検挙人数:470人
過去5年間の闇金被害人数と被害額
- 平成20年・・・141,394人 293億3,378万円
- 平成21年・・・ 94,211人 198億3,095万円
- 平成22年・・・ 76,575人 115億1,065万円
- 平成23年・・・ 50,334人 117億5,516万円
- 平成24年・・・ 31,528人 109億9,008万円
検挙された人の中に暴力団構成員が含まれていた割合も減少しているそうです。
闇金業者側も、様々な手口で勧誘・融資を行っているので、全てを検挙することは非常に難しいにしても、被害に合う人が年々減り続けているということは、安心して暮らせる世の中に一歩ずつ近づいているということです。
闇金業者をこの世から完全に排除するために、対策はこれからも時代にあわせて継続しなくてはいけません。
その為に私達でも出来る取り組みがあります!
それは、『闇金から借りないこと』