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ヤミ金に追い込まれた被害者

2003年5月、さいたま市内のビルから男性が飛び降り自殺をした。
男性は2つのヤミ金グループから借金をしており、再三に渡って勤務先や携帯電話に脅迫まがいの取立て電話を繰り返した業者に、精神的に追い詰められた結果、遺書を遺して飛び降りたとみられる。

2003年6月に大阪府八尾市で清掃作業員のAさん(享年61歳)その妻Bさん(同69歳)とBさんの兄Cさん(同81歳)の3人が、JR関西線の踏切で自殺(心中)しました。理由はヤミ金融に借金をしてしまい、違法な取り立てに苦しめられてのことです。
わずか3万円の借金に対し、心中する直前までヤミ金に支払った金額は200万を超えていたそうです。

2003年にはヤミ金業者とのトラブルで、借金を苦にした自殺が相次いだことをうけ、このような凄惨な事件を1件でも減らそうと、2003年7月に改正貸金業法が施行され、いわゆる『ヤミ金融対策法』が成立しました。

この『ヤミ金融対策法(貸金業規制法及び出資法一部改正)』は、貸金業登録制度を強化することによって、貸金業者の登録・審査が厳しくなり、暴力団当等から資金を経て組織的に貸し付けを行う悪質な貸金業者の排除が可能となります。また捜査当局との連携強化に努め、違法業者を徹底的に取り締まるのです。

安易な気持ちで借りた2万円が、わずか数ヶ月あまりで数百万円にまで膨らむのが悪徳ヤミ金の特徴です。毎週利息を取り立てて元金の返済には一切応じない手法を用い、長期に渡って債務者からお金を絞り取るのです。

たとえ債務者が借金苦で自殺して、親族が正式に相続放棄の手続きをしようとも、回収できさえすればいいヤミ金業者にしてみれば、そんなもの関係ありません。

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ヤミ金の融資はあなたを助けるものではありません。

ヤミ金業者に追い込まれてなす術もなく自殺する債務者までいる現実。生きていくのが辛くなるような借金はするべきではないのです。

この法改正により、当然のことですが、闇金業者の広告や勧誘行為が罰則対象となったり、取立て行為も夜間や勤務先への取立て行為のみならず、第三者への取り立て行為も罰則強化が行われました。

また、『ヤミ金融対策法』の施行により、経営に大きな打撃を受けた消費者金融の数は、ピーク時のおよそ4分の1にまで縮小したといわれ、その影響力が少なくないことを示唆しており、多重債務の被害者の数も年々減少しており、今回の法改正は一定の成果を上げていることになります。

ところが、これまで法外な高い金利で融資をし、その利息で稼いでいた業態から、クレジットカードや高額商品を利用したり、年金受給者を騙したり、貸してもないのに「貸した」と詐欺行為を行い支払いを強要するなど、悪質な闇金業者の新手口による被害が横行し始めています。

闇金業者は高齢者や資金繰りに困っている弱者に対して、本当に驚くような手口でお金を吸い取ろうとしてきます。どんなに切羽詰まって困っていても、貸金業者の甘い口車に乗らず、本当に他に策はないのか、知人に頼れないのか、あらゆる可能性を捨てないようにしましょう!

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