ソフト闇金とは?

従来の闇金のイメージといえば、暴力的な取立てや脅し、しつこい嫌がらせですよね。
時には身内や会社にまで電話をかけて返済を迫るなど、お金を回収するためなら、どんな手段でも利用する。
暴言や罵声による取立てなんかは当たり前、時間外の取り立ても平気で行います。

しかし、バブル崩壊後、闇金の取立てに悩んだ債務者の自殺が社会問題になりました。闇金業者としても、貸したお金を利息付で回収できなければ赤字です。
そこで一部の闇金業者が、貸付時の受け答えを丁寧で柔らかく行い、恐怖を感じるような取立てをしない『ソフト』な対応を始めたのです。
申込者の相談にも親切丁寧に対応してくれ、貸金業者としての登録も行っていることが多いようです。そしていつしか『ソフト闇金』として区分されるようになりました。

ソフト闇金の利用者には、知り合いや友人から紹介されて利用し始めるケースが一番多く、紹介してもらった手前、不義理ができずに長く付き合う羽目になることも。

『優しい=良心業者』というわけではありません。
ソフトでも闇金はヤミ金!ひとたび返済でトラブルになると、優しい態度は豹変し、闇金業者本来の姿で追い立てられ、厳しい取立てに怯えて暮らす生活が待っているのです。

ヤミ金とソフト闇金、その違いは?

金利と利息周期

『ヤミ金業者』の金利は一般的に『10日で1割の利息』(トイチ)が有名ですが、この金利だと例えば10万円を1年借りると利息が310万円ととんでもない金額となってしまいます。

それに比べて『ソフト闇金』の金利は『半月~1か月で3割程度の利子』が多いと言われています。 こうしてみると低く感じますが、それでも通常の消費者金融と同等ではありません。金利に対して大体2~3割ほどの利息が主流のようです。

利息周期は『ヤミ金』の場合は1週間単位の所が多いですが『ソフト闇金』だと2週間単位で受け付けている所もあるようです。

情報について

いわゆる『ヤミ金』と言われている業者は、携帯から連絡することが多く『090金融』とも呼ばれています。 それと比べて『ソフト闇金』は固定電話や会社の公式URLも表記している事が多いです。

また『ヤミ金』の業者は最初は自らヤミ金だということをぼかしていることが多いですが、『ソフト闇金』の場合は公式サイトなど見てみると会社概要に『ヤミ金』だとハッキリ謳っているところもあるようです。

融資について

通常の消費者金融は『審査』がありますが『ヤミ金』は個人信用情報機関に加盟していない為、審査がありません。
これは『ソフト闇金』も同様ですが『ソフト闇金』の場合、初回に借りる人には返済能力や信用をある程度見ます。初めは小額から融資してちゃんと返済能力があるか判断したあと高額融資をするという『ソフト闇金』もあるようです。

『ヤミ金』のように返済能力や信用など考慮しないまま融資するというわけではなく、かといって通常の消費者金融の審査には落ちてしまう人が『ソフト闇金』に手を出す人が多いので『ヤミ金』と比べマイルドで利用しやすい点では注意が必要です。