持続化給付金を狙ったヤミ金業者
コロナ禍により経済的打撃をうけた個人事業主を支援する為に設けられた持続化給付金制度ですが、最近では不正受給のニュースを多く見かけますね。

ヤミ金でもこの持続化給付金に目を付けた業者もおり、このようなニュース記事が出ています
ヤミ金業者から借金返済のため不正受給を持ち掛けられ、手数料と借金の支払いで1円も手元に残らないケースもあった。
引用:沖縄タイムス
記事を見る限り、ヤミ金業者が被害者の名前を使い職業を偽り、持続化給付金を代理で受け取り、そこから手数料を引きながら返済金として受け取って完済させない程度に被害者からお金を巻き上げて絞り取っているといった感じでしょう。
持続化給付金の支給はオンラインで簡単に申請できるのが売りでしたが、そのシステムはチェック状態は甘く、その脆弱さに目をつけた不正受給者が多くおりヤミ金業者もそこに便乗しています。
記事にもあるようにヤミ金被害者は不正受給分を返金をしなければとなってもお金はすべてヤミ金業者に持っていかれてしまい、新たに負債を抱えて込む形になるというさらに泥沼な状況になってしまっているようだ。
ヤミ金業者から持ちかけられた口座売買やスマホの売買は結局自分が違法行為をしたという事実が残り、ヤミ金からの借金からは解放されないというケースがほとんどです。
ヤミ金から出された返済期限の先延ばしでのこういった条件は相手を上手く利用してやろうというだけで、被害者にとってプラスに働く事はほぼありません。
もしヤミ金から被害にあって不正受給を持ちかけられている方がいれば、まずは専門家に相談してください。
ヤミ金からの借金は返済の義務はなく、何も知らない人間がヤミ金業者と交渉する事はまず無理でしょう。
一人では解決は難しいという認識を持っていた方が良いです。