SNSで増加している闇金「ひととき融資」
SNSで個人間融資という闇金が増えているというのはたびたびニュースや新聞で出てていますが、その中にも女性に性的行為を求めるひととき融資の被害も目立ち始めています
2月17日にテレ朝ニュースでひととき融資のニュースが出ていました
“裸の写真”担保に…女性ばかりに金を貸し付けか
容疑者(52)は無登録で20代から50代の女性5人に金を貸し付け、法定金利を大幅に上回る利息を受け取るなどした疑いが持たれています。警視庁によりますと、容疑者はSNSで女性だけを対象に「個人間融資します」などと話を持ち掛け、貸した金額の倍で返済するよう約束した後、担保として裸の写真を送らせていました。
引用元:テレ朝ニュース
個人名が出ていたので名前は伏せていますが、借金の担保として女性の裸の写真を求めるというのが今回のニュースでした。
ひととき融資の特徴としては、闇金からの被害を誰かに相談しづらいという状況に追い込んでお金を取り立て続けるという非常に悪質な手口という事でしょう。
ネットに流れてしまった情報を全てを消すのは難しく、誰かに相談してしまうと自分の写真がバラ撒かれてしまうので、黙って違法な利息と知りつつも闇金に返済するという状況に簡単に追い込んでしまえるので、闇金としては確実な方法でしょう
相手によっては電話での取り立てや嫌がらせをするよりもお金を絞り取りやすく、警察に駆け込まれる可能性も低いので、ひととき融資専門にしている業者もツイッターでは見かけます。
最後に
ひととき融資はその手口の性質上、被害を相談する人は少なく表に出ていない被害はかなり多いといわれています。
現在コロナの影響により、失業や倒産など経済的に困窮している人は増えているので、そういった人を狙った個人間融資の闇金の活動は非常に活発になっており、金融庁でも個人間融資を誘う投稿や「#コロナ」を含む個人融資の投稿にコンタクトを取らないようにと注意喚起しています。
