よくわかる消費者金融と闇金の違い

昔は消費者金融(サラ金や街金を含む)というと暗いイメージがありましたが、徐々にTVCMなどでクリーンなイメージへ一新されてきました。
人気のある女優や俳優を使ってみたり、覚えやすいCMソングを使って身近な企業へと印象を変えることに成功したのです。
窓口へ行かなくても無人店舗で申し込みが可能なサービスを展開したことで、融資を希望する人にとっては、むしろ銀行よりも利用しやすい貸金業者となりました。

その分、借金問題に悩む人口も急速に増加したといえます。
融資を受けるときはワラにもすがりたい思いですが、いざ返済になると元金がなかなか返らず高い金利に悩まされる人が増えたのです。

私はこれまで「サラ金もヤミ金も一緒でしょ?」と思っていましたし、「サラ金とヤミ金の違いってなに?」と疑問に思ったこともあります。
似たようなことを友人に尋ねられたこともあります。

消費者金融と闇金の違いについて、わかりやすく説明するとしたら、

  • 貸金業法の規定に従って正規登録をしている
     ┗ Yes:消費者金融
     ┗ No:闇金融
  • 法廷金利を守っている
     ┗ Yes:消費者金融
     ┗ No:闇金融
  • 無職の人や銀行の審査に落ちた人、ブラックリストに乗っている人にも貸す
     ┗ Yes:闇金融
     ┗ No:消費者金融
  • 審査なし、手続き不要で融資します
     ┗ Yes:闇金融
     ┗ No:消費者金融

ということになります。

闇金は、借り手の信用や収入状況など何も興味なし。
「誰にでも融資するけど、その代わり死んでも完済まで払って貰いますよ」と真顔で言う業者です。
もちろん消費者金融と闇金はまったくの別モノなのです。

違法であることを認識しつつ、無登録で法廷外の金利で融資をしている闇金業者から融資を受ければどうなるか、安易に想像がつきませんか?

闇金との契約は金融地獄の入り口

闇金業者は新規契約欲しさに、資金難に悩む債務者の心理を揺さぶるような営業トークを畳みかけるように展開してきます。

例えば…
「今ならキャンペーン中ですから、初回金利無料です!」
「先着3名様に限り、金利を10%引き下げて提供することができます」
「うちならカンタンな融資審査で即必要な額をお貸しすることができますよ」
「銀行やサラ金で断られてお困りの方に積極的に融資をしています」
「うちは正規の貸金業者として登録もしてますので安心して下さい」

といったような言葉をかけて、相談に訪れた困窮者に契約するように持ち掛けるのです。

誰だって安い金利で借りることができるなら、それに越したことはありませんよね。少額の用立てなら、初回金利無料を利用して初回返済で完済を考える人もいると思いますし、実際に銀行や街金などの正規業者に断られてしまっていたら「貸してくれるのならだれでもいい!」という考えになりかねません。

闇金被害者の中には契約した貸金業者を正規業者だと思い込み、闇金だと知らずに契約するケースもよく聞きます。特に「ソフト闇金」と呼ばれる、スタッフの物腰が低く口調も柔らかく丁寧な対応をする闇金がありますから、これまでの『闇金は怖い』というイメージを持ったままでいると騙されても仕方ないのかもしれません。

闇金業者に騙されて契約した人は「ヤミ金だと知っていたら手を出さなかったのに」と後悔の念を口にします。なぜなら安易に完済できない返済の辛さを実感するからです。

闇金との契約は、身を亡ぼす金融地獄の入り口をノックしているようなもの。
印鑑を押す前なら、まだ引き返すことができます!

即決をせず「一度家に持ち帰ってゆっくり考えます」と告げて、一度時間をおきましょう。
闇金に借りるということは、支払いが滞った時点で身内や親戚、友人やご近所、はたまた会社にまで迷惑がかかるのです。
闇金業者による迷惑よりは、素直に頭をさげて身内にお金を借りるという選択肢を私はおすすめします。